
— 輝虹会スター・レインボーの展示活動をふりかえって —
最近、ふと立ち止まって思いました。
「ありがとう」を、ちゃんと言葉にしてきただろうか、と。
私たち輝虹会スター・レインボーは、
このまちの中で、ぬり絵や短冊を通じて、
市民の声をそっと集めてきました。
その活動の場を、あたたかく受け入れてくださったのが、
MEGAドン・キホーテUNY鈴鹿店です。
展示の相談に行ったとき、
話を丁寧に聞いてくださり、
市民活動にも前向きに協力してくれました。
ただ場所を貸してくれるだけでなく、
「まちの声を受け止める空気」ごと、そこに置かせてくれた。
その姿勢に、私たちは何度も励まされてきました。
🕰️ 展示の歩みと、まちとの対話
2022年 春|ひな祭りぬり絵作品展
「やさしい色で、違いを祝う」
子どもたちのぬり絵とともに、LGBTの多様性を伝えるメッセージを添えました。
2022年 夏|七夕ぬり絵展示
「願いごとは、誰のものでも」
短冊に込められた声が、まちの空気をやわらかくしました。
2023年 春|鈴鹿の戦国武将ぬり絵展示
「色を塗りながら、歴史を感じる」
地元の子どもたちが、鈴鹿の歴史に触れるきっかけとなりました。
2023年 夏|七夕短冊・交通の声の展示
「願いごとに、まちの課題がにじむ」
横断歩道やバスの本数など、暮らしの声が短冊に集まりました。
2024年 秋|未来の交通ぬり絵展示(自動運転バス)
「色を塗りながら、未来を想像する」
子どもたちの自由な発想が、交通の未来を描きました。
2025年 春|ポストイット×バス路線図・まちの声ひろい
「地図の上に、暮らしの声を重ねる」
春休みとゴールデンウィークに、
バス路線図とポストイットを使った参加型展示を実施。
「ここに停留所があったらいいな」
「この道、夜は暗くてこわい」
「病院まで行きづらい」
そんな声が、地図の上に色とりどりの付箋で重なっていきました。
まちの交通を“自分ごと”として考えるきっかけになり、
その声は、地域の交通関係者にも届けられました。
2025年 夏|市民協働プラザ『すずマル』パネル展示
「声が集まる場所を、まちに。」
市民の声の居場所としての“すずマル”の必要性を伝えました。
2025年 秋|空飛ぶタクシーぬり絵展示+心の問題への焦点
「空を描きながら、心を見つめる」
ぬり絵からにじむ心の状態に注目し、説明パネルで丁寧に伝えました。
🌱 感謝と、これから
これらの展示は、どれも一人ではできなかったことばかりです。
協力してくださった店舗の皆さん、
ぬり絵や短冊に参加してくださった市民の皆さん、
そして、静かに見守ってくださったすべての方々へ——
心から、ありがとうございます。
私たちはこれからも、
まちの声をすくい、見えるかたちにし、
まちの中にそっと置いていく活動を続けていきます。
次の展示では、「まちの安心」や「子どもたちの居場所」をテーマに、
また新しい問いを投げかけていく予定です。
そのときも、どうか耳を傾けていただけたらうれしいです。
✍️ 本音を少しだけ
本当は、一人一人と関わりたい。
展示の前で立ち止まる人に、声をかけたくなることもあります。
でも、活動にはいつも制限があって、
ぬり絵展示ぐらいしかできない時期もありました。
それでも、ぬり絵の色づかいや短冊の言葉から、
その人の気持ちがふっと伝わってくる瞬間があって、
「これでよかったんだ」と思えることが何度もありました。
これからは、もう少し近くで、
手を動かしながら話せる場もつくっていきたいと思っています。
たとえば、ビーズアクセサリーのワークショップ。
色を選びながら、静かに話せる時間。
そんな場所を、少しずつ育てていけたらと願っています。
🌸 最後に
このブログを読んでくださったあなたへ。
このお店を利用している皆さんにも、
静かにありがとうを伝えたくなりました。
まちの中で、誰かが誰かに「ありがとう」を伝える。
それだけで、空気が少しやわらかくなる気がします。
これからも、まちの声とともに。
輝虹会スター・レインボーは、静かに歩いていきます。







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