sentence:導かれる数字
2525が続いた日、道がひらいた
あの日、なぜか「2525」という数字ばかりが目に入った。
車のナンバー、レシート、時計。
まるで誰かに「そのまま進んでいいよ」と背中を押されているようで、
気づけば私は、伊勢へ向かう準備をしていた。
理由は説明できない。
でも、迷いはなかった。
“行くべき日”という感覚だけが、静かに胸の奥に灯っていた。
sentence:地の声を聞いた日
伊勢外宮・土の宮で起きた揺れ
1月30日。
外宮の中でも、いつも空気が違うと感じる「土の宮」に足を踏み入れた瞬間だった。
身体が、ふっと揺れた。
風でも地震でもない。
“決壊に引っ張られるような”重さと動きが、全身を包んだ。
ロープの向こう側へ倒れそうになり、
思わず足に力を入れて踏ん張った。
こわかった。
でも、意識ははっきりしていた。
参拝を終えて背を向けても、
胸の奥がぎゅーーっと圧迫されるような感覚が残っていた。
あれは、危険ではなく、
ただ“強い場所に触れた”という身体の反応だったのだと、
今なら分かる。
sentence:身体が語る場所
参拝のたびに起きる、浮くような体感
私は、稲荷神社だけはどうしても合わない。
でも、それ以外の多くの神社では、
参拝のたびに身体が動く。
宙に浮くような感覚。
身体が回転するような感覚。
磁石のプラスとプラスを近づけたときの、
あの“ふわっと押し返される”反発に似ている。
気が合う場所では、
身体がそのまま共鳴するのだと、最近ようやく理解できた。
浮くように感じても、倒れたことは一度もない。
意識も呼吸もいつも通り。
ただ、身体がその場所の“気”を感じ取っているだけ。
それは、こわいものではなく、
私の体質が見せてくれる“ひとつの感覚”なのだと思う。
sentence:おわりに
身体は、言葉より正直だ
2525の導き。
土の宮での揺れ。
参拝中の浮遊感。
どれも別々の出来事のようでいて、
実はひとつの流れの中にあった。
“行くべき場所へ向かうとき、身体は必ず反応する。”
そのことを、私はこの数ヶ月で深く知った。
これからも、
頭よりも、言葉よりも、
まずは身体の声を聞いていきたい。
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