市が主催しないと、鈴鹿では「学びと交流の場」が育たない理由 @高橋那波美
鈴鹿市には、会場になる場所はたくさんある。
公民館、ふれあいセンター、市民会館、会議室──
“箱”は十分にあるのに、そこから「場」が生まれない。
私はLGBT講師として、まちづくりのファシリテーターとして、
鈴鹿市に呼んでほしいと時々伝えてきた。
でも、笑い飛ばされることもある。
それでも私は思う。
鈴鹿市には「学びと交流の仕組み」が必要だ。
ただし、個人や団体だけでやるのは限界がある。
ポスターを貼って、SNSで宣伝して、
Facebook「きっともっと鈴鹿」に投稿して──
できることは全部やっても、集まるのはせいぜい20人。
同じ方法をしても0人で終わる団体もある。
これは努力の問題ではなく、構造の問題だ。
市が主催すると「場」が成立する
鈴鹿市では、市が主催するかどうかで、
イベントの成立可能性がまったく変わる。
その違いを整理すると、こうなる。
| 項目 | 市が主催する場合 | 個人・団体が主催する場合 |
|---|---|---|
| 信頼性 | 公的な安心感があり参加しやすい | 「よく分からないから行かない」で終わる |
| 広報力 | 広報すずか・市HP・LINE・公民館ネットワークが使える | SNS・ポスターのみで届く範囲が狭い |
| 集客力 | 最低ラインで20人前後は見込める | 0人〜数人になることが普通にある |
| 支援センターの動き | 行政主催ならセンターが動ける | センターが動かず“孤立したイベント”になる |
| 市民団体との連携 | 団体が参加しやすく、つながりが生まれる | 団体同士がつながらず、広がらない |
| 市民の安心感 | 「市が関わっているから大丈夫」と思える | 個人主催は不安で参加しにくい |
| 文化の育ち方 | “学び・交流の文化”が育つ | 文化が育たず、単発で終わる |
| 講師の扱い | 市民講師でも“公式の講師”として扱われる | 市民講師の価値が理解されず、笑われることもある |
| 継続性 | 行政が関わると継続しやすい | 個人の負担が大きく続かない |
| 市民の動きやすさ | 参加者同士の交流が自然に生まれる | 参加者が少なく交流が成立しない |
この比較表が示しているのは、
鈴鹿市では、市が主催しないと「場」が成立しないという現実。
市民が学びに行く文化が弱く、
市民講師の価値がまだ理解されていない。
支援センターも十分に機能していない。
だから、個人や団体だけでやると0人になることもある。
逆に、市が主催すると20人は最低ラインとして集まる。
これは、努力の差ではなく、構造の差。
「勉強会」ではなく、もっと柔らかい“つながる場”を
「勉強会」という言葉は固い。
鈴鹿市では特に、行政の仕事のように聞こえてしまう。
だから私は、
- みんなで話せる会
- 気軽に学べる時間
- 聞いて、話して、つながる場
こういう柔らかい言葉で、
市民・市民団体・支援センター・市役所が一緒に学べる仕組みをつくりたい。
鈴鹿市には場所はある。
あとは、市が主催して“場”をつくるだけ。
市が動けば、鈴鹿はもっと良くなる。
私はその未来を信じている。
🌟 みんなで広げよう!🌟
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